デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

専門医試験解答解説勉強対策絡みのこと全て包み隠さず

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試験対策勉強ノート

クロルヘキシジン消毒剤について〜皮膚科専門医試験対策〜

デルマ侍です。 今日はクロルヘキシジンについて。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); クロルヘキシジンと接触皮膚炎について クロルヘキシジンは、接触皮膚炎をきたしやすい疾患としてガイドラインでもあげられています。 接触皮膚炎診療…

DIHS薬剤過敏性症候群 アップデート

デルマ侍です。 今日はDIHS ディース について。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); DIHSとは DIHSとは 薬剤過敏症症候群のこと。 DiHS/DRESS と表記することもあります。 皮疹,発熱,リンパ節腫脹,肝障害に加え経過中に様々な臓器に病…

ヘルペスの過去問〜皮膚科専門医試験対策〜

デルマ侍です。 今日はヘルペスウイルス属について。 皮膚科専門医試験の過去問をみていきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 過去問 皮膚科専門医試験 過去問 2018-22 ヒトヘルペスウイルス(HHV)と関連する疾患で,正しい組み合…

色素性痒疹について

デルマ侍です。 色素性痒疹について。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 色素性痒疹 色素性痒疹prurigo pigmentosa (長島) 女性に多い 胸部、背部などの体幹などに、掻痒の強い紅斑を生じ、網目状の特徴的な色素沈着を残す。 糖尿病の合…

母斑とは

デルマ侍です。 母斑というと、 ほくろ(色素性母斑)や、あざ、母斑症というようなイメージが錯綜すると思いますが、 もう少し細かく見ていきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 母斑とは 母斑nevus 色調や形態の異常を主体とする…

毛髪の写真と皮膚科専門医試験

デルマ侍です。 毛髪の臨床写真の一髪クイズが過去問で時々でますが、 なかなか・・・。 写真を今一度確認。 引用先を載せておりますので、一読してもいいかもしれません。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 陥入性裂毛 陥入性裂毛 日皮…

ベキサロテン 副作用

皮膚科専門医試験対策 デルマ侍です。 今日はベキサロテンについて。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 過去問 皮膚科専門医試験でも過去問が出題されていました。 2020-65 皮膚 T 細胞性リンパ腫に対する治療薬ベキサロテンの副作用の中…

NTMと皮膚

デルマ侍です。 今日はNTMについて。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); NTM NTM nontuberculous mycobacteriosis;NTM 非結核性抗酸菌症(非定型抗酸菌症) 土壌、水道、動物などに存在 多い感染臓器は肺、ついで、皮膚、リンパ節、軟部組織…

抗真菌薬の添付文書を読む

デルマ侍です。 今日は抗真菌薬の添付文書を読み解く、について、です。 こんな過去問がでていました。 2012-22問題経口抗真菌薬について誤っているのはどれか。 1.テルビナフィン使用時には定期的な肝機能・血液検査が義務づけられている。 2.テルビナフ…

抗体製剤の名前の過去問

デルマ侍です。 過去に抗体製剤の名前の付け方について、このような記事を書きました。 dermasamurai.hateblo.jp この記事を読んだらどんな問題に対応できるか。 過去問 皮膚科専門医試験の過去問で、このような問題が出題されていました。 2013-79 もし「De…

one- day treatmentとは。ファムビルの過去問を交えて

デルマ侍です。 今日はファムビルの one- day treatmentについて 皮膚科専門医試験の過去問をみていきます。 過去問 皮膚科専門医試験の過去に出題された問題についてみていきます。 2020-23 再発性単純疱疹に対するファムビルⓇの one- day treatment につい…

皮膚科の勉強ツールその2

デルマ侍です。 皮膚科学を勉強するときに、インターネット上で使える、無料勉強ツールについて、まとめていきます。 以前こんな記事を書きました。 dermasamurai.hateblo.jp 前回の記事に追加して、他の勉強サイトについて、ご紹介してきます。 // デルマド…

感染症の出席停止について

感染症の出席停止の有無はいろいろと過去問がでています。 一番おおいひっかけは、手足口病が出席停止かどうか。 過去問をみていきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 2015-89 学校保健安全法における感染症の出席停止の期間につい…

VitD3製剤の違い

デルマ侍です。VitD3の外用薬製剤についてみていきます。 VitD3外用薬について 活性型ビタミンD3外用薬にはいくつか種類があります。 主に、ドボネックス、オキサロール、ボンアルファです。 ドボネックスとオキサロールはステロイドとの混合剤で、ドボベッ…

EAEとNEAE好酸球性血管浮腫

デルマ侍です。 EAE、NEAEについて。 // EAE好酸球性血管浮腫とは episodic angioedema with eosinophilia (episodic angioedema associated with eosinophilia) ・反復性 ・血液検査で好酸球増多 ・四肢の浮腫、紅斑、発熱、体重増加(体重の10%以上の増加…

慢性蕁麻疹の治療の進め方 ガイドラインより

デルマ侍です、 今日は慢性蕁麻疹の治療の進めかたについて、ガイドラインにそって。 ガイドラインは試験でもやっぱり大事になってきます・・・・。 // 慢性蕁麻疹とは 慢性蕁麻疹は、定義に「6週間以上」持続することがあげられています。 また原因などは不…

抗酸菌培養について

デルマ侍です。 今日は抗酸菌培養について。 // 抗酸菌培養を出すのはどんなとき? 皮膚抗酸菌感染症を疑う臨床像はさまざま。 膿瘍が瘻孔が多いですが、 結節や丘疹でも鑑別に考えます。 皮膚真菌症やリンパ腫でもいろんな臨床系を示すので、 よくわからな…

基底細胞癌の手術のマージンについて

デルマ侍です。 今日は基底細胞癌の手術でのマージンについて、ガイドラインと過去問を踏まえて復習していきます。 // 基底細胞癌とは basal cell carcinoma BCC 基底細胞癌 ガイドラインより「基底細胞癌は毛包間上皮や毛包の基底細胞を由来とする癌腫であ…

Wood灯検査

デルマ侍です。 今日はウッド灯について Wood灯検査 365nmの長波長の紫外線を病変部の皮膚に照射する皮膚疾患の診断法 Wood はアメリカ の物理学者(Robert W. Wood)の名である 365の数字はエキシマとかと並べて覚えておきます。 Wood灯 蛍光一覧 正常(表皮…

乾癬で使う生物学的製剤ルミセフ 真菌の副作用が多い

デルマ侍です。 今日は ルミセフについて。 ルミセフは真菌感染症の副作用が多いことで有名です。 試験対策としておさらいしていきます。 // ルミセフとは ブロダルマブ 剤形は210mgシリンジ ヒト型抗ヒトIL-17受容体Aモノクローナル抗体製剤 です。 適応疾…

抗ヒスタミン薬で増量(倍量)投与できるのはどれ?

デルマ侍です。 抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)よく使いますが、 添付文書はどうなっているのか、 倍量投与が添付文書で書かれているのはどの薬なのか、について 抗ヒスタミン薬を添付文書の通常量で処方しているけど、 まだかゆいといわれる 蕁麻疹が出…

指定難病中條西村症候群 過去問あり

デルマ侍です。 中條-西村症候群とは? みていきます。 // 中條-西村症候群 指定難病の一つです。 指定難病について、こんな記事も書いています。 dermasamurai.hateblo.jp 中條-西村症候群とは 幼小児期に凍瘡様皮疹にて発症 結節性紅斑様皮疹や周期性発熱…

皮膚科医が知っておくHPVワクチン

デルマ侍です。 今日は皮膚科医の立場でHPVワクチンについて復習します。 尖圭コンジローマにもきくものもあるので、押さえておくべきです。 // サーバリックス、ガーダシル、シルガード 現在日本で使えるワクチンは3つあります。 HPVワクチン サーバリック…

妊婦・授乳婦に対する抗ヒスタミン薬

デルマ侍です。皮膚科専門医試験対策。 妊婦・授乳婦に対する抗ヒスタミン薬について。 ガイドラインではどのように書いてあるのか。 見ていきます。 妊婦・授乳婦に対する抗ヒスタミン薬 // 蕁麻疹診療ガイドライン 2018より 妊婦・授乳婦に対する薬物治療 …

バラシクロビルとヘルペス 添付文書と過去問

デルマ侍です。 今日は、 バラシクロビル について。 // バラシクロビル バラシクロビルには、単純ヘルペス「再発抑制」の適用があります。 バラシクロビルには、「性器ヘルペス」の「再発抑制」に限って、毎日1回500mg1日1回を飲み続ける。 これは口唇ヘル…

細網と名前がつく病気が混乱するのは自分だけ?

デルマ侍です。皮膚科専門医試験情報、対策の勉強をしています。 今日は、 融合性細網状乳頭症 と 多中心性細網組織球症 について。 // 融合性細網状乳頭症と多中心性細網組織球症 融合性細網状乳頭症と 多中心性細網組織球症 という病気があります。 多中心…

SCC 腫瘍のマージン 悪性腫瘍ガイドラインより

デルマ侍です。皮膚科でよくみる SCC 有棘細胞癌 Squamous‌ cell‌ carcinomaについて。 // SCC 有棘細胞癌 マージン SCC 有棘細胞癌 Squamous‌ cell‌ carcinoma 手術でとるときのマージンはどのくらい必要なんでしょうか? 専門医試験対策として 試験対策と…

帯状疱疹後神経痛について過去問を交えて

デルマ侍です。 帯状疱疹について // 帯状疱疹の発症機序 初感染後、神経節に潜む ↓ なんらかの原因で再活性化すると、神経軸索、シュワン細胞に沿って、組織を障害しながら下降していく ↓ (ここでも、年齢などにより、特に細胞性免疫が低下した場合に発症…

帯状疱疹関連痛 ZAP 皮膚科専門医試験過去問検討

デルマ侍です。 おなじみ帯状疱疹について。 // 帯状疱疹関連痛zoster-associated pain:ZAP 帯状疱疹の痛みは初期と後期で違ってくる 一連の痛みをまとめて帯状疱疹関連痛zoster-associated pain:ZAP という。 よく皮膚科で耳にするワードの帯状疱疹後神経痛…

厚生労働省のホームページから勉強

デルマ侍です。 厚生労働省のHP内で、皮膚科専門医試験に有用そうな情報について共有します。 優先順位は低いものも混ざりますので、直前にはおすすめしませんが、 確からしい情報、基本的な最新情報が多いので、読む価値はあるかと思います。 // 副作用の疾…

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