皮膚科のおすすめ教科書 〜全般〜
デルマ侍です。
初期研修医で皮膚科を研修で回る先生や、皮膚科専攻医（後期研修医）の先生たちが、皮膚科を勉強するにあたってのおすすめ教科書です。
あたらしい皮膚科学
皮膚科学
皮膚疾患最新の治療2019-2020
WHAT’S NEW in皮膚科学 ―Dermatology Year Book
実践！皮膚病理道場 ２ /医学書院/日本皮膚科学会
皮膚科診断トレーニング: 専門医が覚えておきたい100疾患
について。
あたらしい皮膚科学
清水先生のいわずと知れた名著。
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学生〜研修医〜後期研修医〜専門医と、どの世代にもおすすめ。
皮膚科専門医試験会場では最も多くの受験生がこの本を開いて読んでいました。
皮膚科学
大塚藤男先生
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過去問を勉強しながら調べていくと、あたらしい皮膚科学には書いていないのに、皮膚科学に詳しく載っていることがあります。
調べ物に役立ちます。
皮膚疾患最新の治療
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臨床に即したトピックが多く、日々の勉強になります。common diseaseについてもよく書いてあります。
専門医試験の勉強の効率性という意味では優先順位はやや低いですが、
皮膚科専攻医1年目〜2年目からの外来で困った時に調べる本としておすすめ。
今日の治療薬
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これ値段と試験出題からは費用対効果がよく、お買い得です。
専門試験に薬関連はよくでますし、とても勉強になります。薬を横断的に勉強するのに非常に使えます。自分用に購入して書き込みしてもいいですし、外来の合間に眺めるのもおすすめです。
WHAT’S NEW in皮膚科学 ―Dermatology Year Book
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宮地先生編集の本ですが、痛いところに手が届く感じで勉強になります。専門医試験の勉強の効率性という意味では優先順位はやや低いですが、いい本です。皮膚科医が注目している最近の話題がまとまっています。日常診療にもひらめきを与えてくれる本です。
実践！皮膚病理道場 1 ・２
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病理の勉強にとてもいいです。そしてなにより日本皮膚科学会が発行しているものであり、専門医試験対策としては優先順位が高い本です。
（にっぴかいしが発行したものを優先、という教えがあるため）
皮膚科診断トレーニング: 専門医が覚えておきたい100疾患
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医学書院発行の雑誌「臨床皮膚科」で連載中の症例クイズ「Clinical Exercise」をまとめたものです。症例ごとにまとまって、簡潔なポイントが添えられており、読み物として面白いです。
この本の謳い文句としては「専門医試験の受験や、診断力向上の腕試しに役立つ1冊！」と書かれています。
個人的にはこの本、勉強になるし面白いのでおすすめですが、
試験対策、という観点からは優先順位は下がります。直前に詰め込みで読む本ではないです。なぜかというと、まず症例クイズというだけあって、臨床写真が珍しかったり、難しかったりするのです。専門医試験の出題としてはもう少し一発一答的な、鑑別が複数に上がるような臨床写真は出しづらい。
あと症例についての解説コメントが、大体そのりんぴに載っている元論文を書いた施設の部長や教授とかが書いているのですが、質にムラがあり、統一性がなく・・・。
この本についてはメリットデメリットあるなあと。あと勤務している施設で臨床皮膚科を購入・購読していれば、この本はあえて買う必要はないです。
病理のおすすめはこちら。
noteも書いています。
note記事たくさんになってしまいました。
目次を作りましたのでよろしければみてやってください。
あなたの参考になればうれしいです。
