多形皮膚萎縮の過去問解説 2015年皮膚科専門医試験
こんにちは。デルマ侍です。
多形皮膚萎縮について、みていこうと思います。
過去問
皮膚科専門医試験で過去に出題された問題です。
答え1 4
1 ○
2 × アトピー性皮膚炎は皮膚萎縮は生じることがありますが、多形皮膚萎縮は生じません。
3 × 皮膚筋炎では多形皮膚萎縮を生じることがありますが、強皮症ではきたしません。※
4 ○
5 × Werner症候群では四肢末端の皮膚硬化、皮膚萎縮を生じることがありますが、 多形皮膚萎縮は生じません。
※多形皮膚萎縮は、
皮膚筋炎の方が強皮症より来しやすい、とされています。
ただし、
あたらしい皮膚科学第3版ではP75に、
皮膚筋炎も強皮症も書いてあります。
2011-62にも多形皮膚萎縮についての出題があります。
まとめ記事もありますのでご覧ください。
ではここで追加の質問。
これらの疾患のなかで、国の難病に指定されている疾患はどれですか?
指定難病について、こんな記事も書いています。
おわりに
お読みいただきありがとうございました。
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最新の2020年令和2年度の皮膚科専門医試験の解説集についてはこちらから。
皮膚科専門医試験対策シリーズをまとめています。
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