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多形皮膚萎縮の過去問解説 2015年皮膚科専門医試験

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こんにちは。デルマ侍です。

多形皮膚萎縮について、みていこうと思います。

 

過去問

皮膚科専門医試験で過去に出題された問題です。

 

2015年皮膚科専門医試験 選択問題 58

 

2015-58
多形皮膚萎縮がみられる疾患はどれか.2 つ選べ.
1.色素性乾皮症
2.アトピー性皮膚炎
3.全身性強皮症
4.菌状息肉症
5.Werner 症候群

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え1 4

 

1 ○

2 × アトピー性皮膚炎は皮膚萎縮は生じることがありますが、多形皮膚萎縮は生じません。

3 × 皮膚筋炎では多形皮膚萎縮を生じることがありますが、強皮症ではきたしません。※

4 ○

5 × Werner症候群では四肢末端の皮膚硬化、皮膚萎縮を生じることがありますが、 多形皮膚萎縮は生じません。

 

note.com

 

※多形皮膚萎縮は、

皮膚筋炎の方が強皮症より来しやすい、とされています。

ただし、

あたらしい皮膚科学第3版ではP75に、

皮膚筋炎も強皮症も書いてあります。

 

2011-62にも多形皮膚萎縮についての出題があります。

 

 

まとめ記事もありますのでご覧ください。

dermasamurai.hateblo.jp

 

 

ではここで追加の質問。

これらの疾患のなかで、国の難病に指定されている疾患はどれですか?

 

指定難病について、こんな記事も書いています。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

おわりに

お読みいただきありがとうございました。

noteでも皮膚科専門医試験対策情報更新中です。

 

最新の2020年令和2年度の皮膚科専門医試験の解説集についてはこちらから。

 

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皮膚科専門医試験対策シリーズをまとめています。

 

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お読みいただきありがとうございました。

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