皮膚科専門医試験は誰が作っているのか
デルマ侍です。
今日は、皮膚科専門医試験は誰が作っているのか。
そんなテーマでお話します。
皮膚科 専門医試験委員
●●大学の教授が大方、あと市中病院の部長の先生が少し、という構成となっています。
具体的には下の表のようになっています。
委員長は女子医大東医療センターの田中勝先生。ダーモスコピーがご専門。学会などの講演では物腰柔らかく、いつもにこにこと優しいトーンでお話されている印象があります。
仏のような神々しさを勝手に感じています。(笑)
こちらの先生方のお名前は
日本皮膚科学会HPに掲載されております。
上のリンクを飛ぶ以外にも、学会HPの右側上にサイト内検索のウインドウがあるので、こちらかも検索可能です。
専門医試験委員の先生方は1-2年おきに入れ替え、交代があります。
出題委員から試験対策をする
田中先生が試験対策医委員になられてから、時代の流れもあると思いますが、あきらかにダーモスコピーの出題が増えました。
さらに、単純にダーモの所見を読み解くだけでなく、ダーモと臨床、病理の連続性を意識した、新しい出題傾向だと感じました。
また、乃村先生がご担当になってから、ケラチンや、復帰変異なども新しい傾向の出題を実感しています。
出題委員の先生方については、こちらの記事でも考察を加えています。これまでの過去問の出題された写真の出典元についても発見したいくつかの問題について、記載しています。
専門医制度に関わる他の委員の先生方
学会には、試験を作成する先生以外にも
専門医制度委員会・指導専門医委員会
研修プログラム委員会
専門医資格認定委員会
専門医プログラム評価委員会
といった、いくつかの委員会があります。
おそらくですが、試験に関しては、作成したあと、関連する委員や理事長、副理事、理事の先生方にお目通しがいくのではないでしょうか。
そのあたりを含めて、試験作成の裏側について考察しています。
おわりに
いかがでしたか?
noteでも皮膚科専門医試験対策情報を更新しています。
よろしくお願いいたします。