NTMと皮膚
デルマ侍です。
今日はNTMについて。
NTM
NTM nontuberculous mycobacteriosis;NTM
非結核性抗酸菌症(非定型抗酸菌症)
土壌、水道、動物などに存在
多い感染臓器は肺、ついで、皮膚、リンパ節、軟部組織
菌別 頻度
日本では、
全NTM感染症では、
MAC Mycobacterium avian-intracellulare complex(80%)が一番多く、
次、
M. kansasii (10%)
皮膚の非結核性抗酸菌症では、
M. marinum 64.1%
M.fortuitum 10.4%
MAC 7.6%
M. chelonae 7.2%
の順に多い。
皮膚科専門医試験で過去に出題された、NTM
関連の過去問ついてまとめて解説しています。
参考文献
標準皮膚科学