デルマ侍です。
勉強とは関係がないものの、
専門医制度の仕組みも試験にでたりするので。
確認していきます。
皮膚科専門医のその次
そもそも皮膚科専門医をとって、
そのつぎは更新をしていくのですが、その更新の基本的な基準として
専門医資格を更新できる条件
1.我が国の医師免許を有すること。
2.資格取得後、5 年以上継続して日本皮膚科学会正会員であること。
3.後実績において、所定の単位を取得しており、勤務証明を提出すること。
4.現在、皮膚科の診療に携わっていること。
となっています。
更新の他に、
皮膚科専門医試験を無事合格できたあと
+αの資格としてはどんなものがあるか。
皮膚科専門医の資格 +α
資格、と言う意味ではサブスペとして、悪性腫瘍と美容、レーザーなどの専門医資格があります。
そして、シーリング対策でも重要となってくるのが皮膚科指導医。
これについて情報が更新されました。
皮膚科専門医の指導医
皮膚科専門医の指導医について、学会から新しい発表がありました。
〜学会HPより引用〜 以下
指導医講習会について
2021年09月15日
機構認定制度の指導医になられるために受講が必要な指導医講習会(総会、支部学術大会で開催)につきましては、令和3年度も含め、今後専門医試験日及び専門医認定日の関係から、以下のとおりの対応となりますので、お知らせします。
・専門医試験受験申請年度中に受講された指導医講習会の聴講履歴は有効とします。
・支部学術大会時の聴講および、総会時に開催した指導医講習会のe-learningの聴講も対象となります。
・ただし、聴講歴の有効期限は、当該年度中のみとなります。そのため、試験の結果、専門医として認定されなかった際は、翌年度以降、再び受験申請をされた年度にて、再度聴講してください。
以上
つまり、今年の11月、来月に専門医試験受験を控えているみなさんは、合格発表、専門医認定の前に今年の初夏の総会、支部大会などで、「指導医講習会」を受けていれば、すぐに指導医認定される、
ということです。
これは一人でも多く指導医の数を確保したい各医局などのプログラム担当者には朗報でしょう、というか、そこらへんの声を拾ってこう言う仕組みにしたんでしょう、言い換えると。
この発表がある前は
昔: 専門医試験合格後に指導医講習会を受ければ指導医
だったので、少なくとも翌年になっていました。専門医試験が合格したあとには、その年度にはだいたい指導医講習会は開催されていなかったので。
さらに、その昔には、指導医は「専門医資格を1度以上更新した人」だったので、5年以上たってから、だったようですね。
2021年度の指導医講習会の日程
2021年度の指導医講習会の日程についてですが、
今日 このブログを書いている日のあとに開催されてこれからもまだ受講できる講習会は2つ
西部支部 2021/10/31 日曜日 2日目 と
東京支部 2021/11/14 日曜日2日目 です。
おわりに
いかがでしたか。
また情報発信を行なっていこうとおもいます。
お読みいただきありがとうございました。
皮膚科専門医試験後の更新について、こんな記事も書いています。
またどうぞよろしくお願いします。