ラピフォートワイプ
デルマ侍です。
ラピフォートワイプについて。
キムワイプみたいな商品出ました。
多汗症の選択肢も増えましたね。
ラピフォートワイプ
1回使い切りで、個包装されています。
使い方は、
1日1回、1包に封入されている不織布1枚を用いて薬液を両腋窩に塗布
有効成分は、グリコピロニウムトシル酸塩水和物で、
汗腺のムスカリンM3受容体へのアセチルコリンの結合を阻害することで、発汗を抑制します。
外用が塗布されている不織布で、かぶれなどが心配となりますが、
接触皮膚炎の報告は添付文書で1%以上、の程度となっています。
患者さん向けの注意としては、「使用後は直ちに手を洗い、手についたお薬をきれいに洗い流してください。」とされています。
抗コリン薬のため、目や口など、手に残った薬液が粘膜部に付着してしまうことを防ぐため使用後は手洗いが推奨されています。
腋窩を清潔に拭いて乾かしてから塗布、とありますが特に使用のタイミングは指定されていません。
経皮吸収で、エクロックと同じように数日で効果がのってくると思われるため、夜でも朝でも1日一回継続して外用していけば良さそうですね。
新しい薬が増えていきますが勉強を続けていきます。
新しいくすりが