デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

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ファムビルの投与方法

 

 

 

 

デルマ侍です。

 

ファムビルの使い方について、確認します。

 

ファムビル 適応

 

ファムビルの適応疾患は、

 

単純疱疹

帯状疱疹

 

です。

口唇ヘルペス、性器ヘルペスのしばりは特にありません。

 

用法用量

 

単純疱疹の場合、

ファムシクロビルとして1回250mgを1日3 回経口投与する。 5日間

また、再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回経口投与することもできる。

 

帯状疱疹の場合、

ファムシクロビルとして1回500mgを1日3 回経口投与する。7日間

 

※腎機能低下がある場合は減量します。

 

 

PIT療法

 

「再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回経口投与することもできる。」

の投与方法をPITといいます。

略語ですので、試験対策にも書けるようにしておくといいでしょう。

略語を正確に書かせる問題が、皮膚科専門医試験の過去問ででています。

 

ただし注意書きがDIにあり、

・再発頻度が年3回以上であることを確認すること

・ 再発の初期症状(患部の違和感、灼熱感、 そう痒等 )を正確に判断可能な患者であることを確認すること。

・再発頻度及び患者の腎機能の状態等を勘案し、 本剤の処方時に、服用時の適切な用法・用量が選択可能な場合にのみ処方すること。

・1回の再発分の処方に留めること

 

年3回以上、というのは記憶しておきます。

 

 

 

PITはPatient Initiated Therapy

 

でした。

 

こんな記事も書いています。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

おわりに

 

お読みいただきありがとうございました。

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