皮膚科専門医試験対策 勉強法の一つを紹介
デルマ侍です。
昨日の続き。
いつも不定期更新になっていてすみません。
例題
EASIスコアでの評価項目はどれか
全て選べ。
1 苔癬化
2 痂皮
3 掻破痕
4びらん
5紅斑
6落屑
7浸潤、丘疹
8小水疱
という問題を出していたのでした。
いかがですか?
みなさんはどの程度自信を持って応えられましたか?
ちなみに現状、この
・選択肢答えの数が決まっていない問題
(多試選択問題、と言います)
は最近は出ていません、昔はありました。
はてさて、
この問題、
選択肢を見ると、
なんとなく湿疹的な感じの文字が羅列されていて
いざ問題となると、結構混乱しませんか??
実臨床では恥ずかしがらずにイージースコアの紙を見ればいいと思うのですが(笑)!!
試験ではこういう問題が出てもおかしくありません。
というか、昨日も書きましたが、試験問題の作りやすさというポイントがあるので、
「こんなん覚えて意味ある?!」ということも設題として出てきます…
EASIは、
4症状の重症度スコアを見るので、答えは
・紅斑
・浸潤/丘疹
・掻破痕
・苔癬化
1.3.5.7
でした。
もし、今ここの問題が曖昧でしたら、
・EASIの略語が書けるか
略語問題は記述でよく出ますので
・他の評価項目はなんだったか確認
4部位 はどこだったか
・スコアリングの点数の幅はいくつか
0-72
・点数スコアの付け方
重症度 0-3 点
面積スコア0-6点
こういうので、「係数」を聞いてくることはまずないです。でも上の項目は試験問題にしやすいししてもおかしくないと思います。
試験委員の先生たちの気持ちになってみましょう。
湿疹三角も過去問にありましたので復習してみてもいいと思います。
お読みいただきありがとうございました。