ざ瘡・酒さのガイドライン2023が発行されました!
尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023
その中で漢方について、
見ていきます。
尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023
「炎症性皮疹に漢方は有効か?」
推奨度
C1
選択肢の一つとして推奨されている薬>
ツムラ(50)荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
ツムラ(58)清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
ツムラ(6)十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
推奨度C2
ツムラ(15)黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
ツムラ(57)温清飲(うんせんいん)
ツムラ(106)温経湯(うんけいとう)
ツムラ(125)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
C1とC2の違いは、
C1は、
他の治療が実施できない場合は選択肢の一つ
C2は、
行ってはいいが推奨はしない
というようになっています。
エビデンスがしっかり出ていないので。
抗生剤のところは引っ掛けで、専門医試験にも過去問で出題があります。
https://note.com/dermasamurai/n/nb9ac78967d2f?magazine_key=m9de9e4f93dec
テーマごとにまとめた皮膚科専門医試験対策のシリーズを公開中です。
年度ごとに学習をしたのち、同じ系統の問題をまとめて学生することをお勧めします。
お読みいただきありがとうございました。