デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

専門医試験解答解説勉強対策絡みのこと全て包み隠さず

MENU

梅毒の脱毛:皮膚科専門医試験対策

f:id:DermaSamurai:20210519152640p:plain

デルマ侍です。皮膚科専門医試験対策シリーズです。

今回は頻出、梅毒です。特に脱毛にフォーカスをしぼってコンパクトに説明します。

 

梅毒の脱毛

 

・第二期梅毒の症状

・比較的稀

・顕性梅毒の3.3%

(第二期梅毒で多い症状は、丘疹状梅毒、梅毒性乾癬、梅毒性ばら疹)

・梅毒治療により、速やかに改善する

 

脱毛の機序

①毛包のTreponema palliumの直接浸潤にのる障害

 

②炎症性細胞によるanlagen arrest

 

脱毛の分類

原発性脱毛 : 丘疹なく、脱毛のみ

臨床型から、小斑状梅毒性脱毛(多い)、びまん性梅毒性脱毛、混合型

続発性脱毛  :有毛部に丘疹性梅毒が生じ、それに伴い同部位に脱毛をきたす

 

時系列による脱毛の臨床の変化

最盛期にはびまん性脱毛

再発期に側頭部から項部の斑状、虫食い状の不完全脱毛

 

おわりに

いかがでしたか?

梅毒は頻出テーマなので、過去問をまとめて並べて勉強すると、知識の定着が進むと思います。

 

note.com

 

noteもやっています。

note.com

 

2020年令和2年度皮膚科専門医試験

解説、解答はこちら

 

note.com

 

皮膚科専門医試験対策解説解答

皮膚科専門医試験対策

 

Copyright ©デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説 All rights reserved.