デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

専門医試験解答解説勉強対策絡みのこと全て包み隠さず

MENU

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年平成26年度皮膚科専門医認定試験 備忘録

2014年平成26年度皮膚科専門医認定試験 備忘録 デルマ侍です。 本記事の重要ポイントは、2014年の講評で、皮膚科専門医試験の出題方針が ・日本皮膚科学会雑誌の原著 ・セミナリウム ・JDに掲載された症例 ・診療ガイドライン ・講習会テキスト から出題と書…

2015年平成27年度皮膚科専門医認定試験 備忘録

デルマ侍です。 2015年平成27年度皮膚科専門医認定試験 備忘録です。 過去の専門医試験の情報も、今後の試験対策に役に立ちます。 2015年平成27年度皮膚科専門医認定試験 2015年の皮膚科専門医試験は、 2015年8月2日日曜日 場所は東京の都市センターホテルで…

JD論文あれこれ

デルマ侍です。 今日も引き続きJDについて。 以前この様な記事を書きました。 dermasamurai.hateblo.jp 2012年のJDA letterの記事を読んで。 JD(ジェイディー)のIF(アイエフ、インパクトファクター)の推移は 2004年 0.660 2005年 0.555 2006年 0.612 200…

2016年平成28年度皮膚科専門医認定試験 備忘録

デルマ侍です。 2016年平成28年度皮膚科専門医認定試験 備忘録です。 2016年平成28年度皮膚科専門医認定試験 2016年の皮膚科専門医試験は、 2016年8月7日日曜日 場所は東京の都市センターホテルでした。 合格率 受験生は226名 男性92名 女性134名 合格者は男…

皮膚筋炎の歴史、今はサブセット分類に

デルマ侍です。 皮膚筋炎は、抗体によるサブセット分類が話題です。 セミナリウム でも学会の講演でもよく聞くトピックスになっています。繰り返し勉強します。 抗体によるサブセット分類 一対一で覚えて試験にもでているのが ・抗ARS抗体 慢性間質性肺疾患…

2017年平成29年度の皮膚科専門医試験備忘録

デルマ侍です。 2017年平成29年度の皮膚科専門医試験の講評についての備忘録になります。 この様な記事も書いています。 dermasamurai.hateblo.jp 2017年平成29年度の皮膚科専門医試験 2017年の皮膚科専門医試験は 2017年8月6日日曜日でした。 開催場所は東…

ワセリンの違い

デルマ侍です。 こんにちは。 今日はワセリンについて。 ワセリンには、日本では2つ。 局方ワセリンと、サンホワイトがあります。 ワセリンの違い サンホワイトのほうが基本的に「高くて質が良く安定性も高い」です。 局方ワセリンには臭いがあり、元々の色…

2021年令和3年度の皮膚科専門医試験合格発表は1週間後!

デルマ侍です。 2021年11月7日、京都で皮膚科学会の専門医試験が実施されました。 受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 試験結果はなんと、1週間後にみなさんの元に届きました・・・。 これは例年最速!です。 早すぎますね。 合格された先生方、本当に…

皮膚科で使う抗生剤

デルマ侍です。 以前抗生剤 特に内服について、 第一世代セフェム系が使いやすい、という記事を書きました。 dermasamurai.hateblo.jp 今日は蜂窩織炎などのケースでの抗生剤使用について書いて行きます。 なんとなく、で使うことも多いと思いますが、復習し…

JDのインパクトファクターとその歴史

デルマ侍です。 今日はJDについて。 JDA letterが面白かったので、記事にします。 以前こんな記事も書いています。 dermasamurai.hateblo.jp JDのインパクトファクター JDのインパクトファクターが4を超えました。 ついに、ついにですね。ちょっとずつあがっ…

Pork-cat syndrome とは

デルマ侍です。Pork-cat syndromeって知っていますか? Pork-cat syndrome Pork-cat syndrome 原因抗原は豚の血清アルブミン(Sus s)この豚のアルブミンと似た構造をもつ、ネコの血清アルブミン(Fel d 2)に経気道的に感作された後、交叉反応によって豚肉…

ステロイドの問題 2009年皮膚科専門医試験より

デルマ侍です。 今日もまた、ステロイドについて。 dermasamurai.hateblo.jp 過去にこのような記事を書きました。 皮膚科専門医試験の過去問で、このような問題も出題されています。 過去問 2009-57 ステロイド治療について正しいものはどれか。2つ選べ。 a…

皮膚の表在感染症の治療、予防には第一世代セファロスポリン系を使う

デルマ侍です。 今日は抗生剤について。 皮膚の表在感染症の治療、予防には第一世代セファロスポリン系を使う ケフレックス ケフラール などになります。 詳しくみていきます。 皮膚表在性感染症の抗生剤 皮膚の表在感染症の治療や、術後の感染予防で、 セフ…

食物依存性運動誘発アナフィラキシー FDEIAとω-5グリアジン

食物依存性運動誘発アナフィラキシー(food-dependent exercise-induced anaphylaxis) FDEIAについて。 勉強していきます。 以前このような記事も書きました。 dermasamurai.hateblo.jp 食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは 食物依存性運動誘発アナフィ…

DIHSの歴史的背景

デルマ侍です。 今日はDIHSについて。 DIHSについては過去にこのような記事を書いています。 dermasamurai.hateblo.jp DIHSの歴史 DIHSは結構日本人が貢献している分野ですが、 まだわかっていることが少ない(だいぶわかってきたけど)のと、曖昧なことがら…

多形皮膚萎縮の過去問解説 皮膚科専門医試験

デルマ侍です。 多形皮膚萎縮の過去問について、今一度みていきます。 以前こんな記事を書きました。 dermasamurai.hateblo.jp 過去問 皮膚科専門医試験で過去に出題された過去問をみていきます。 2019-51 問題 シェーグレン症候群において認められる頻度が…

学校感染症の出席停止期間について 皮膚科専門医試験対策

デルマ侍です。 今日は、学校感染症の出席停止期間について。 皮膚科専門医試験対策にからめてみていきます。 学校保健安全法施行規則 学校保健安全法施行規則のなかで皮膚科が特に絡んでくるのは、第二種です。 第二種 風疹 発疹が消失するまで 水痘 すべて…

Copyright ©デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説 All rights reserved.