デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

専門医試験解答解説勉強対策絡みのこと全て包み隠さず

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2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

電顕写真 皮膚科専門医試験過去問

デルマ侍です。 皮膚科学会総会のイーラーニングから。専門医試験の過去問をまじえて。 // 電顕写真 皮膚科専門医試験過去問 電子顕微鏡を中心に過去問の解説がありました。 第119回総会 EL22-1 水疱症のかたち:病理所見を中心に 石河晃先生(いしこう あき…

バイオ抗体製剤 サブタイプ IgG4とかIgG1とか

IgG4はエフェクター活性が弱く,特に補体活性化能が低い点が 特徴で,中和のみを目的とする抗体製剤に選択される IgG4 抗体 ・トルツ イキセキズマブ・オプジーボ ニボルマブ・デュピクセント デュピルマブ IgG1 ・ヤーボイ イピリムマブ ・コセンテ…

帯状疱疹ワクチンの推移

帯状疱疹のワクチンに関する過去問が2017にでていました。 2017-22 本邦の帯状疱疹ワクチンについて正しいのはどれか.2つ選べ. 1.不活化ワクチンである. ×→出題当時は生ワクチンのみ 2.小児の水痘ワクチンと同一である. ○ 3.帯状疱疹後神経痛は予防できない.…

小児皮膚症状をきたすウイルスの潜伏期間

小児皮膚症状をきたすウイルスの潜伏期間 麻疹 潜伏期間 10-12日 風疹 潜伏期間 14-21日 伝染性紅斑 潜伏期間 14-21日 パルボウイルスB19 風疹と伝染性紅斑と潜伏期間は同じ おわりに 今日はぷちっとちょこっとです。 noteでもいろいろ記事を書いています。 …

添付文書の読み方〜皮膚科専門医試験対策として〜

皮膚科専門医試験では、添付文書問題はよくでます。 添付文書は正式に発行された文書で、書いてある、書いてないと、正解が白黒つけられるので、 不適切問題になることもなく、 かつ専門医にぜひ勉強しておいてほしい項目がたくさん含まれるので、頻出問題で…

イミキモド ベセルナの過去問対策

デルマ侍です。 ベセルナの過去問に関連して、まとめます。 まずベセルナの歴史ついて。 // ベセルナ ベセルナは2007年、尖圭コンジローマに対する薬剤として発売されます。 日光角化症の適用が通ったのは2011年です。 翌年の2012年にもベセルナに関する出題…

基底細胞癌アグレッシブタイプか非アグレッシブか。

デルマ侍です。 基底細胞癌には、アグレッシブタイプか非アグレッシブでわける分類があります。 みていきます。 基底細胞癌 WHO NCCNガイドラインで、予後と関連した浸潤様式による分類が提唱されている 非aggressive と aggressiveタイプである。 非アグレ…

減汗性コリン性蕁麻疹

減汗性コリン性蕁麻疹 ・減汗性コリン性蕁麻疹では、エクリン腺上皮細胞でCHRM3の発現が減弱→AchE(アセチルコリンエステラーゼ:アセチルコリンを分解する)が低下する ・自律神経の交感神経の終末から放出されたAch(アセチルコリン)は、本来汗腺に結合するが…

諸外国と日本人の毛髪の違い

日本人と外国人の脱毛症、毛髪の違いについて e-learningからまとめます。皮膚科専門医試験過去問の脱毛症をまとめて解説したシリーズを公開中。 #4脱毛症過去問 皮膚科専門医試験|皮膚科専門医のデルマ侍|note // トリコスコピー 黒人では頭皮に油分が多…

化膿性汗腺炎!日本と欧米の違い〜皮膚科専門医試験対策〜

化膿性汗腺炎 日本と欧米の違い ・日本は男性に多く、欧米は女性に多い (韓国も男性に多い。東洋人の特徴の可能性があり) ・発症時期 日本は中年、欧米は思春期 ・後発部位 日本は臀部 欧米は腋窩、乳房、鼠径 ・家族歴 日本は家族暦は少ない 欧米は30-40%…

強皮症の間質性肺疾患、肺動脈性肺高血圧症

強皮症の死因 間質性肺炎:特にdcSScに多い 肺動脈性肺高血圧症 :特にlsSScに多い に多い 強皮症の間質性肺疾患 SSc-ILD HRCTを腹臥位で行う 両側下肺野から進行 発症時期が異なり、 dcSScは発症3年以内 lcSScは経過中いつでも 起こりうる リスク因子:dcSS…

爪の診察の仕方、爪乾癬、扁平苔癬の所見

爪について 総会e-learningより 本記事のポイントチェック ①爪疾患見るとき 病気は爪母なのか、爪床なのか、爪のまわり(爪郭)なのかを考える ②爪乾癬・扁平苔癬の所見を覚える +α 爪縦裂と爪縦条 の違いについて 詳しくみていきましょう。 診療の流れ 病…

IgA血管炎のプラスアルファ DIFと血液検査

IgA血管炎のDIF IgAの沈着 ・初期はDIFで100%IgAの沈着がある ・初期とは大体6時間以内 ・陽性率はその後低下 ・48時間以上経過すると、IgAの血管壁への沈着は認めなくなる ・できれば出現後24時間以内の新鮮な皮疹(出血の軽度な浮腫性紅斑>>完成した触知性…

皮膚科の略語 専門医試験対策

皮膚科専門医試験では、日々使用している単語、用語で略語のものを、フルスペルで書かせる問題が1-2題出題されます。 過去問みていきます。 2020年は 2020-記述2 発熱・全身倦怠感と痂皮や潰瘍を伴う丘疹,紅斑が生じる疾患である PLEVA を,英語アルファベ…

梅毒の脱毛:皮膚科専門医試験対策

デルマ侍です。皮膚科専門医試験対策シリーズです。 今回は頻出、梅毒です。特に脱毛にフォーカスをしぼってコンパクトに説明します。 梅毒の脱毛 ・第二期梅毒の症状 ・比較的稀 ・顕性梅毒の3.3% (第二期梅毒で多い症状は、丘疹状梅毒、梅毒性乾癬、梅毒…

パッチテストパネルSと防腐剤について

デルマ侍です。パッチテスト絡みの問題について解説します。 // 2017-55 パッチテストパネルR(S)に含まれる試薬の中で,防腐剤関連アレルゲンはどれか. 1.ペルーバルサム 2.メルカプトミックス 3.ラノリンアルコール 4.パラフェニレンジアミン 5.イソチアゾ…

SOX10 melanomaの有用なマーカー

デルマ侍です。 2017年の過去問にしれっとSOX10がでてきていました。 2017-52 問題51:2 13歳の男性.出生時から全身の所々に脱色素斑がある(図 14).現在まで病変に変化はなく,目や耳に異常はみられない.考えられる疾患の原因遺伝子はどれか. 1.HPS 2.KIT 3.…

皮膚科専門医試験の勉強をするときの注意

皮膚科専門医試験の勉強 皮膚科専門医試験の勉強をするときの注意について いろいろとあるので、書こうと思うとキリがないのですが、今回は3つに絞ってお話します ①日本における正解を選ぶ ②教科書と違うことが書いてあったら、日本皮膚科学会が発行している…

ネオーラル(シクロスポリン)の併用禁忌について

皮膚科専門医試験過去問でネオーラルの併用禁忌の問題がありましたので解説します。 // 2017-22 2017-22皮膚科専門医試験過去問 シクロスポリンの内服薬において,添付文書で併用禁忌になっている薬剤はどれか. 1.アスピリン 2.ロラタジン 3.ロスバスタチン …

ネックレスでかぶれる

はじめに デルマ侍です。 今日はネックレスでかぶれる、といって来院した患者さんについてどのように対応するか、どう考えるか、について。 // 金属アレルギーが疑われる症例 症例: ネックレスでかぶれる20代女性。金属パッチテストをやったが陰性。 どのよ…

多いのは感染性粉瘤ではなく、炎症性粉瘤

粉瘤 粉瘤言葉の定義 海外では、上皮嚢胞epithelial cystが大きい病名で、その中に表皮嚢腫epidermal cystと外毛根鞘嚢腫trichilemmal cystが含まれる 粉瘤、アテローマは俗称 昔の人は、ねぶつ、おでき、と言ったりする 炎症性粉瘤 赤く腫れ上がった粉瘤は…

肉芽腫、真菌 皮膚科専門医試験過去問 総会イーラーニングより

はじめに デルマ侍です。総会e-learningで真菌関連の過去問解説がありました。そちらの講演の内容をまとめました。 // 第119回総会 EL15-4 専門医試験にでる肉芽腫 2019-38 酵母型と菌糸型の両方をとる二相性真菌による疾患はどれか. 1.Chromomycosis 2.Cryp…

電子顕微鏡 メルケル細胞

電子顕微鏡 メルケル細胞 メルケル メルケル 明治鉱灸医学第40(13) M の部分がメルケル細胞 メルケル細胞:表皮を構成し、知覚に関与する細胞 表皮の95%は角化細胞、残り5%がメラノサイトや Langerhans 細胞,Merkel 細胞など 過去問、試験対策 メルケル細胞…

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