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はじめに 〜皮膚科専門医試験対策〜

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アトピーの新規薬剤 年齢別まとめ 

デルマ侍です。

 

新規薬剤の登場が目まぐるしいアトピー領域。

年齢別に今一度。

 

 

15歳 から オルミエント、デュピクセント

添付文書では成人とされています。

 

12歳から サイバインコ、リンヴォック

(30kg以上)

 

2歳から  プロトピック、コレクチム、モイゼルト、(※地域差あり)

(※添付文書ではこのようになっています)

 

 

お子さんでも使用できる場合があり、選択肢が広がったように思えます。

お子さんの場合は、子供医療費の制度があり、自治体によって異なりますが、15歳〜18歳以下の場合、無償もしくは少額の負担のみで使用できるケースもあります。

適正使用には努めるべきですが、必要な症例で投与ができるといいですね。

 

 

おわりに

 

お読みいただきありがとうございました。

皮膚科のあたらしい薬、オルミエント

デルマ侍です。

 

皮膚科領域で新たに使えるようになっている、オルミエントについて復習します。

使用開始から、少し時間たちましたか。

 

 

オルミエント

 

オルミエント、一般名は、バリシチニブ

メーカーは日本イーライリリー

 

JAK阻害薬で、

バリシチニブはJAK1/JAK2の選択的かつ可逆的阻害剤とされています。

 

剤形

 

4mgと2mg 錠剤です。

内服のお薬です。

 

アトピー関連の新規薬剤は、

デュピクセント、ミチーガが注射

オルミエント、リンヴォック、サイバインコは内服です。

 

適応

 

適応疾患は、2022年6月現在、

既存治療で効果不十分な下記疾患

・関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)

アトピー性皮膚炎

SARS-CoV-2による肺炎(ただし、酸素吸入を要する患者に限る) 

となっています。

PsAは適応になっていません。JAKのなかでこういった違いは間違えずに試験対策で覚えるといいでしょう。

 

用法用量

 

用法用量は、

<関節リウマチ、アトピー性皮膚炎>

通常、成人にはバリシチニブとして4mgを1日1回経口投与する。

なお、患者の状態に応じて2mgに減量すること。

 

内服のタイミングは指定されていません。

 

年齢

 

オルミエントは今の所成人使用のみですので、15歳からになります。

 

使用上の注意 警告 禁忌など

 

オルミエントは添付文書で、

「本剤投与により、結核、肺炎、敗血症、ウイルス感染等による重篤感染症の新たな発現もしくは悪化等が報告されており、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現も報告されている。本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも含め、これらの情報を患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。」

 

また、妊婦は禁忌となっています。

デュピクセントは妊婦に対しては注意にとどまり、禁忌ではありません。プラケニルもそうですね。

妊婦が禁忌かどうかは過去問でも出題されるポイントとなってきますので、

薬剤関連などでは妊婦禁忌かどうか、チェックしましょう。

(オテズラも妊婦禁忌)

 

また、

 

プロベネシドとの併用時には本剤を2mg1日1回に減量するなど用量に注意すること。」

といった注意書きもある点がポイントと思います。

 

 

おわりに

 

いかがでしたか?

お読みいただきありがとうございました。

 

添付文書をみてみよう リンヴォック 〜乾癬〜

リンヴォック 今回は乾癬編でみていきます。

デルマ侍です。

 

リンヴォック

皮膚科領域では、

PsAとアトピー性皮膚炎ADに適応が通っています。

乾癬にはPsAのみです。

 

用法用量

<関節症性乾癬>

通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。

 

アトピーとの違いを記憶しておきましょう。ポイントは

・PsAは成人のみ 15歳から

・ADは12歳から

・用量はADは成人は15-30mg/日の調整

PsAは15mg/日のみ

 

です。

PsAの小児例は珍しいと思いますが(自分は経験したことがありません)

試験ではこういったことが出題される可能性があります。

 

PsAの症例は「<関節症性乾癬> 5.2 既存の全身療法(従来型合成疾患修飾性抗リウマチ薬(以下「csDMARD」)等)で十分な効果が得られない、難治性の関節症状を有する患者に投与すること。」と書かれています。

注射製剤は使用しなくてもいいけどMTXなどで効果不十分な場合検討します。

 

 

おわりに

 

お読みいただきありがとうございました。

アトピーのお薬 リンヴォック

デルマ侍です。

リンヴォックについて。

 

 

リンヴォック

リンヴォックです。

リンボックでも、リンヴックでも、リンヴオックでもなく。

ヴを使うのってなんとなく珍しい気がします。

 

リンヴォック。

 

リンヴォック錠の一般名はウパダシチニブです。

錠剤で1日1回内服します。

内服はタイミングの制限はなく、食後じゃなくてもOK

「服用時間の制限がない」という言い方をします。

もともとは関節リウマチの薬で、関節症性乾癬にも使用可能です。

3つ目の適応症として2021年8月25日から使えるようになりました。

 

リンヴォックはJAK1選択性が高いJAK阻害薬で、15mg~30mgを使用します。

デュピクセントが注射のバイオでしたので、こちらは内服です。

乾癬でいうオテズラみたいな感じですね。

 

ただ、実際、「乾癬のオテズラ」のようなマイルドな立ち位置というよりは、キレ味はかなり抜群だと思います。

 

費用

 

最初の月の費用は42000円くらいです。

デュピクセントよりは少し安いですがまあ、高いですね。 

 

アトピーに使えるJAK阻害薬は

オルミエント

リンヴォック

サイバインコ

と増えて参りました。

 

勉強また続けていきます。

 

こんな記事も書いています。

dermasamurai.hateblo.jp

デュピクセントのお金

デルマ侍です。

 

デュピクセントについて引き続き勉強していきます。

 

過去にはこのような記事も書いています。

dermasamurai.hateblo.jp

 

デュピクセント

 

こちらは2022年6月現在、成人使用のみとなっています。15歳未満には投与できません。

ただ、他の適応症の喘息は12歳からですから、こちらも拡大が今後あるのでしょうか?自分はよく知りませんけど。

メーカーさんに噂で聞いたりがあったら教えてください。

 

ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体

です。

 

用法用量

 

用法及び用量 〈アトピー性皮膚炎〉 通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。

となっています。

 

1本300mg製剤のため

 

初回2本、次回以降1本です。

 

 

費用

費用は初月は60000-56000円くらい

その次は1ヶ月に40000円弱くらい かかります。

(2022年8月以降もう少し安くなります)

自己注射ができて1回の診察でまとめて処方をもらったほうがお得になります。

(2019年6月から自己注射が可能になっています。)

また初月バイオ開始は、月の初めからスタートすると患者さんに優しいです。

 

たとえば2022年6月なら

6/1 2本

6/15 1本

6/29 1本

で一気に、月4本使用すると、

 

6/14にスタートして月3本使用、

よりもお財布に優しくなります。

 

2022年7月でしたら、金曜日ですね。

 

大企業では、健康保険の付加給付制度があって、収入や企業にもよりますが、

意外と高収入でも月の負担が3万円(企業の保険による)まで、におさえられたりするので、聞いてみてもいいかもしれません。

自己注射ができない場合は、月2回程度の通院が必要です。

 

自己注射の処方は最大6バイアル(およそ3ヶ月分)まで処方できます。

 

プラスα

 

他、デュピルマブは、ヒトインターロイキン-4受容体のαサブユニットに対する遺伝子組換えヒトIgG4モノクローナル抗体です。

IgG4というのは記憶します。

また含有量は300mg/2mLです。

 

また、お値段は2022年8月から下がることとなりました。

過去にもお値下げがあり、

2020年4月1日からの薬価改定で約20%減額で現状は薬価は1本66356円でした。

 

中医協総会は5月18日、サノフィのアトピー性皮膚炎治療薬デュピクセント皮下注に市場拡大再算定を適用することを了承した。シリンジ製剤、ペン型ともに8月1日に11.7%薬価を引き下げる。

シリンジ製剤は現行6万6356円を5万8593円に、ペンは現行6万6562円を5万8775円となる。 」

 

 

こんな記事も書いています。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

おわりに

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

デュピクセント(デュピルマブ)については、過去問でこんな問題もあります。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

 

またサイトカインに関連しても出題がありました。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

似たような問題はまとめて勉強すると記憶がより定着しやすいと思います。

note.com

 

勉強を続けて参ります。

デュピクセントの勉強

デルマ侍です。

デュピクセントについて。

 

デュピクセント

結構処方している先生も既に多そうですね。

それ以外にも数多くアトピーのバイオが発売されていて、おもしろくなってきました。

このお薬は、病院だけでなく、クリニックでも処方ができます。

患者さんにもアクセスしやすくなりました。

 

添付文書

添付文書をみてみましょう。

 

 

一般名はデュピルマブ

 

内容は、

デュピルマブ(遺伝子組換え)300mg

添加剤 L-ヒスチジン  5.4mg

L-ヒスチジン塩酸塩水和物  1.0mg

L-アルギニン塩酸塩  10.5mg

酢酸ナトリウム水和物  2.6mg

氷酢酸  0.3mg 精製白糖  100mg

ポリソルベート80  4mg

 

ポリソルベート系はコミナティにも入っていたことで話題となりました。

dermasamurai.hateblo.jp

こんな記事も書いています。

 

dermasamurai.hateblo.jp

 

 

適応症

 

アトピー以外にも適応があります。

 

既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎

気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)

鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)

 

アトピーでは「既存の治療で効果が不十分な中等症~重症の成人アトピー性皮膚炎患者」への適応となっています。

通常の外用治療でコントロール良好な患者さんには投与できません。これは、日本の医療費的にもしょうがない。

自費診療ならばいいと思いますが。

CyAやnbUVBなどの光線療法でwell controlledな場合も避けるべきでしょう。

投与可能な症例

 

IGAスコア が3以上  

全身又は頭頸部のEASIスコア が16以上   

体表面積に占めるアトピー性皮膚炎病変の割合(%)が10%以上 

と制限があり、レセプトに記載する必要があったりします。(地域によると思います)

 

年齢は、15歳以上。

小児への適応はありません。

(ただし、喘息には12歳以上から可能となりました。)

こんな記事も書いています。

dermasamurai.hateblo.jp

 

 

おわりに

 

引き続き勉強を続けていきます。

お読みいただきありがとうございました。

 

サイトカイン、インターロイキン のまとめメモ

サイトカイン、

インターロイキン

JAKのまとめメモです。

 

細かいところは抜かしていてざっくりですので

 

 

 

 

免疫応答型

 

 

1型

Th1

ILC1 

IFNγ IL-12

 

2型

Th2

ILC2

IL-4 IL-5 IL-13

 

3型

Th17

ILC3

IL-17 IL-22 IL-23

 

IL-4 デュビクセン

IL-5 好酸球 ヌーカラ、メモリズマブ、ベンラリズマブ

IL-12 Th1、ステラーラ

IL-13 Th2 デュビクセン

IL-17 トルツ、コセンティクス、ルミセフ

IL-22  Fezakinumab
IL-23 ステラーラIL-12/23阻害薬ウステキヌマブ、IL-23阻害薬グセルクマブ、リサンキズマブ

IL-31 ミチーガ

 

 

JAK

JAK1、JAK2、JAK3及びTYK2の組み合わせ

 

JAK1 リンヴォック

JAK1サイバインコ

JAK 1 JAK2 オルミエント

JAK1、JAK2、JAK3、TYK2全て ※スマイラフ

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