単純ヘルペス 初発型と初感染という単語
デルマ侍です。
単純ヘルペスは、
初感染
と
初感染
がある。
初感染と初発型
初感染とは其の名の通り、初めて感染したときのこと。しかし、
初感染のときに全員に症状が出るわけではなく、95%は不顕性感染である。
初発型とは初めて症状が出現したものを指す。
初感染初発型は初めてのHSVの感染で、同時に症状が出現したもの。
非初感染初発型は、不顕性感染後になんらかのストレスでHSVが再活性化して症状をきたすもの。
この違いを理解する。
引用元 マルホホームページより
初感染、というキーワードがでてきた過去問をみてみる。
皮膚科専門医試験過去問
2013-85
単純ヘルペスウイルス(HSV)と水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)で正しいのはどれか。
3 つ選べ。
1. 初感染はともに経皮的に生じる。
2. 両ウイルスとも α(アルファ)ヘルペスウイルスである。
3. 両者の鑑別には血清学的診断が有用である。
4. 多形滲出性紅斑は HSV 感染で起きやすい。
5. Bell 麻痺の一部は HSV 感染に関連する。
答え2.4.5
α へルペスウイルス HSV1,HSV2,VZV(HHV-3)
β へルペスウイルス CMV(HHV-5),HHV-6,HHV-7
γ へルペスウイルス EBV(HHV-4),HHV-8
おわりに
noteでも皮膚科専門医試験対策情報更新中です。
よろしくお願いします。
参考文献
https://www.maruho.co.jp/medical/famvir/pdf/seminars/hzs01_06.pdf