デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説

専門医試験解答解説勉強対策絡みのこと全て包み隠さず

MENU

掌蹠膿疱症の適応が通ったスキリージ

 

 

 

 

デルマ侍です。

 

 

PPP 掌蹠膿疱症のbioといえば、トレムフィアでしたが、

スキリージの適応が拡大、追加となりました。

 

スキリージとは

 

スキリージって

自分的には

スクルージなんですけど。

スクルージマックダックか、クリスマスキャロルか。

自分だけですか?

 

 

スキリージ (変換もうまくいかないZE)

 

 

ヒト 抗体ヒトIL-23p19 モノクローナル抗体です

(トレムフィアは ヒト です)

 

一般名は リサンキズマブ です。(リツキサンみたい・・・)

 

トレムフィア リサンキズマブ ですね。

 

スキリージ適応拡大

PPPに適応が追加されたのは2023年5月のこと。

 

もともとPV PsA PsP PEの適応でしたが、PPPの成人に適応が開始されました。

 

 

スキリージ投与方法は?

 

スキリージは試験対策的には ありがたいことに、

乾癬系とPPPの投与方法 投与量は同じです。

ヒュミラなどは疾患ごとにことなりますので、勉強して記憶する必要があります。

 

成人のみの適応で

1回150mgを初回、4週間後、以降12週間隔で皮下投与

となっています。

 

剤形は、150mg シリンジ、75mg シリンジ150mg ペンとなっています。

通常150mg使用で、2本使用などはしなくていい製剤となっています。

2本使うのはどれだっけ?といったところで、コセンティクス、ゾレア、デュピの初回などがすぐに想起できる先生だと、デルマ侍の読者様歴が長いのかな、といったふうに思います。

 

 

基本150mg打ちでおぼえていいですが、

PV乾癬系は「患者の状態に応じて 減量可能 150mg →75mg」

PPPはその減量の文言がありません。

 

また、効果発現の目安も

乾癬 16週以内

PPP 28週 以内

となっています。

この効果発現の目安は12.16.24といった数字が多く、28 は初めてなんじゃないかと思いますが、また検討して追記します。

 

おわりに

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

Copyright ©デルマ侍の皮膚科専門医試験 解答徹底解説 All rights reserved.