難病指導医とは
デルマ侍です。
今日は難病指導医について。
以前皮膚科の指導医について、このような記事を書きました。
難病指導医とは
難病指導医とはなんぞや。
難病といわれる、皮膚科でいえば、天疱瘡や膠原病の疾患について、
患者さんから頼まれたり、年に1回、書類(臨床調査個人票)のようなものを下書きしたり、
天疱瘡の診断がついたときに市役所にいって難病申請をするように患者さんにお話ししたり。
そんなところでなんとなく知っているけど詳しくは知らない
そんな先生もおられるでしょうか。
難病指導医には正確には2つあり、
難病指定医と協力難病指定医
があります。
難病指定医:新規申請及び更新申請に必要な臨床調査個人票を記載することができる医師
協力難病指定医:更新申請に必要な臨床調査個人票を記載することができる医師
になります。
指定医療機関
指定医療機関というものもあり、
難病の受給証をもっている患者さんは、この指定医療機関で受けた医療について補助がおりる仕組みになっています。指定医療機関以外での診療には補助はおりません。
難病指導医になるには
難病指導医になるには。
皮膚科専門医になったのち、所属している医療機関の事務などを通じて都道府県知事に申請書を出せばなれます。
診療を5年以上従事しているもの、という条件は皮膚科専門医であればクリアしていますので、問題ありません。
もちろん、皮膚科専門医も厚生労働省が定める難病指導医の条件を満たしています。
もしくは
都道府県知事が指定する研修を受けていて、医師5年目以上であれば(初期研修2年を含む)申請できることとなっていますが、実態としてこの研修がよくわかりません。
申請については、各都道府県に問い合わせたり、HPからダウンロードできます。
病院の事務方が手伝ってくる場合もあるかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたか。参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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